ある日の出来事

20歳の頃に知り合った社長さんがいる

その方には仕事も遊びも教わった

自宅にも招かれご家族とも親しくなった

以来ご夫妻は私を弟のように可愛がってくださった

子供たちは兄のように慕ってもくれた

後に出会った方々は本当の親族と思われてたくらいだった

しかし色々思うところがあってこの10年くらいは疎遠であった

でも先日とある会場でその社長ご夫妻に偶然お会いした

流れから昔のように食事に誘われたが丁重にお断りした

ならばお茶くらい付き合えよ・・・と1時間くらい付き合った

顔も会話も懐かしくあったが疎遠の理由が会話に垣間見えたので私は心を開けなかった

先方も私の敬遠を何かしら感じてるがその真意は分かってはおられないようだった

多分、全く違うことを理由として勘違いしておられるのだろう

変なところで気を遣って頂いていたように思えた

と同時に昔がことが思い出された

・・・・その方は教えてくれた

お前だから、と教えてくれた

消費者のために誠心誠意がモットーで勤勉で誠実な方だから尊敬してたし憧れてた

だけど違った

本音は消費者を見下したスタンスだった

それが売る者と買う者の基本と揺るぎなかった

綺麗事を言うつもりはないがやはり驚いた

反論もした

だが届かなかった

逆に私に10桁の投資すら持ちかけられた

信用してくださっていたからこその本音というか極意だったかもしれない

でもそれを飲むと何かとてつもなく大切なものを失う気がした

・・・・・それから疎遠がはじまったのだ

物事の本質にはすべて表裏一体の法則があるとは認識もするし
綺麗事だけではダメなのも分かってるがやはり譲れないものが譲れない

100歩譲って仮に理論がそうであったとしても
気持ちの部分は絶対にそうあってはいけないし口に出してはいけないのだ

その後、近い再会を約束して笑顔で別れた

でもそれはまた今回のような偶然でもなければ実現しないだろう

実は私、意外に頑固なのであった^^;

で、店を出て見上げた空は晴れていた

・・・・多分、私は間違ってはいない^^


梟 拝
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