彼の思惑は全て上手く行ったようだ
辛い決断だったと見受けていたが
今の彼の顔はとても充実感に満ちていた
彼はその報告とお礼と言うことで
律儀にも私とのコンタクトを望まれたのだ
私は明日から地方に出るので少々無理をして昨夜時間を用意した
彼のことが気になっていたのも事実であったし、その無理には全く苦痛は伴わないものだった・・
食事の際ほんと彼は別人のようによく喋った
馬鹿話や下ネタまで
まるで昔の友人に会ったみたいな
錯覚に陥り楽しい時間を過ごした
二人ともいつの間にかベロベロに酔っ払ってた
帰り際に彼は言った、また誘ってもいいですか・・と
私は即答した
OK・・と
ほんとは依頼者とは距離を置くのだが彼とは妙にウマが合ったのだろう
こうして私は新たな友人を得ることとなった・・
ほんと人との出会いって不思議ですね
彼が私達に依頼しなかったら
この縁は無かったわけで・・
う~ん、不思議・・
まあ、それくらい楽しい時間を過ごしたのでした
(彼が表に出さない寂しさも含め)
あっ、でも彼の発言で私は傷ついたのですよ
何がって?
それはね・・
○○さん(私のこと)以前より
髪の毛だいぶ短くされたんですね
ブログにあったけど
いい感じじゃないですか
貉さんと蝙蝠さんの言われる
色気が無いは酷いですよね~
だろう!
分るね●●さん(彼)は!
海老蔵とまでは言わないが
私は案外気に入っているのだ
しかし彼の次の一言が
私を奈落の底に落とし入れた・・
う~んいいですよ
さっぱりしてて男らしいです
(うんうん、ここまでご機嫌)
なんか井筒監督みたいですね~!
えっ?
私は耳を疑うと共に地に落ちた・・
彼は私のその落胆を見透かしたのか
嘘、嘘ですよ・・
とフォローを入れてはくれたが・・
お~い
そこ笑いすぎ!
貉! 蝙蝠!
何といい人であって嘘が下手なのであろうと思った私でした
でもやっぱり、それはないだろ~って感じ
(海老蔵よりは近いけど・・)
まあいいか・・
それらを上回る楽しい時間を過ごしたのだから・・
う~ん俺も大人になったな~
などと思いつつ、この縁も大切にしようと思うのでした
梟 拝
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